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インバウンド集客ツールは何が要るか|無料で始まる3つとお金がかかる3つ

翻訳機も多言語メニューの作成サービスも、契約する前に無料でできることがあります。実際に設定した記録から、要るツールと要らないツールを分けます。

どのツールを入れるか、迷っていませんか

Googleマップ、Instagram、TikTok、Viator、Klook、KKday、GetYourGuideなど、インバウンド集客に使われるサービスのロゴが、街並みの写真の上に並んでいる

翻訳機、多言語メニューの作成サービス、MEOツール、予約サイト。

候補がいくつも出てきて、月額を払う決心がつかないまま日が過ぎます。

こんな状態になっていないでしょうか。

  • 翻訳機を勧められたが、卓上に置いて本当に使うのか分からない
  • 多言語メニューの作成サービスは、払った月額の分だけ客が増えるか分からない
  • 予約サイトは予約が1件入るごとに手数料が引かれると聞いて、申し込みまで進んでいない

決められないままになっている原因は、ツールの種類が多いことではなく、お金を払わなくてもできることと、お金を払わないとできないことを分けていないことです。

どの集客ツールが要るかは、客が開く画面で決まる

どのツールを使うかは、外国のお客様が店を探すときに開いている画面から逆算すると決まります。

まず、自分の店に来ているお客様がどの画面を見ているかを思い出すところから始めましょう。

お客様が開いていたのはGoogleマップとInstagram

外国のお客様が店を探すときによく開いているのは、地図アプリとSNSです。

大野みひろ

ツアーでご一緒したお客様がご自分のスマホで開いていたのは、Googleマップ、Instagram、同行者と連絡を取るWhatsAppの3つでした。見ていらしたのは店名と写真で、星の数や口コミを開いて読むところまでは、その場では見ていません。

最初に見られているのは店名と写真なので、Googleマップやインスタグラムに店名と料理の写真が載っていないと、他の店と見比べてもらう前に候補から外れます。

客層で、使う地図アプリが変わる

私が見てきた範囲では、中国本土から来られた方はGoogleマップを使わない傾向があります。

一方、東南アジアにお住まいの中華系の方はGoogleマップを使われるので、その方々が中国語で口コミを書いてくださることもあります。

同じ「中華圏のお客様」でも、住んでいる国によって、店を探すときに使う地図アプリが変わります。

インバウンド集客ツールの種類は6つ|無料で始まる3つと、お金がかかる3つ

横軸をコスト、縦軸を難易度にした図。左下にGoogle翻訳や生成AI、左上にSNS各社、右上にKlook・KKday・Viator・Google広告・Metaが置かれている

インバウンド集客ツールは、主に次の6つに分かれます。

  • 地図(MEO)
  • 翻訳/多言語対応
  • SNS
  • 予約サイト(OTA)
  • 広告
  • 分析/AI

分ける基準は、外国のお客様が見る画面がそのツールで変わるかどうかです。

このうち地図(MEO)・翻訳・SNSの3つは、契約しなくても今日から使えます。料金がかかるのは、予約サイト(OTA)・広告・分析の3つです。

6つの種類と、代表的なサービス

種類代表的なサービス何をするツールかお金がかかるところ
1. 地図(MEO)
無料
GoogleビジネスプロフィールGoogleマップの店舗ページと口コミを扱う口コミ返信の代行、MEOツールの月額
2. 翻訳・多言語対応
無料
Google翻訳、DeepLメニューや接客の言葉を訳す多言語メニュー作成サービスの月額
3. SNS
無料
Instagram、TikTok、Facebook投稿で店の様子を出す投稿を続ける人手、運用の代行
4. 予約サイト(OTA)
有料(手数料)
Viator、GetYourGuide、Klook、じゃらん掲載して予約を受ける予約が入るたびの手数料
5. 広告
有料(広告費)
Googleマップ広告、検索広告、Meta広告お金を払って店を見つけてもらうクリックや表示ごとの広告費
6. 分析・AI
有料(一部無料)
Googleアナリティクス、SNSのインサイト、ChatGPT届き方を見る、文章を作る有料プランの月額

分析・AIをのぞく5つは、外国のお客様が見る画面を変えます。地図・予約サイト・広告は店を探す段階で、翻訳とSNSは店に着いてから変わります。

分析・AIだけは、画面を変えません。

地図・翻訳・SNSの3つは無料のままでも画面を変えられますが、予約サイト・広告・分析/AIの3つは、掲載・出稿・契約のどれかをした時点で費用がかかります。

無料で始まる3つ|地図(MEO)・翻訳・SNS

MEO(マップ)・翻訳・SNSの3つを並べた図。Googleマップのピン、Google翻訳、Instagram・TikTok・YouTube・Facebook・小紅書のロゴ

契約なしで今日から使えるのは、地図(MEO)・翻訳・SNSの3つです。この3つはどれも、店の情報を自分で書き込むところまで無料で進められます。

月額を払うかどうかを考えるのは、3つの記入を終えたあとで足ります。

1. 地図(MEO)ツール|Googleマップの店舗ページと口コミを扱う

MEOとは、Googleマップの検索結果に自分の店を出すための作業のことです。

地図(MEO)ツールは、その店舗ページの中身と、届いた口コミへの返信をまとめて扱うツールを指します。

無料で記入できるのは、Googleビジネスプロフィール(マップに出る自分の店のページ)の属性・説明文・予約リンクの3つです。この3つを記入するところまで、ツールは要りません。

大野みひろ

弊社が担当している店では、属性・説明文・予約リンクの順に埋めました。説明文は店の特徴をそのままAIに渡して英語にし、出てきた英文を確認しましたが、直すところはありませんでした。

どの欄に何を入れるか、保存してから画面に出るまでどれくらいかかるかは、次の記事で詳しく説明しています。

あわせて読みたいGoogleビジネスプロフィールの外国人対応|どの欄から設定するか登録済みでも、外国人向けの欄は空のままになっていることがあります。決済属性、予約リンク、口コミ返信の順に、設定する欄と設定しなくていい欄を分けました。

2. 翻訳・多言語対応ツール|メニューと接客の言葉を訳す

翻訳・多言語対応ツールは、日本語で書かれたメニューや案内、店員の言葉を、外国のお客様が読める言葉に置き換えるツールです。

Google翻訳やDeepLのような無料の翻訳アプリから、多言語メニューを作る月額のサービスまでが、同じ種類に入ります。

無料のアプリで足りる範囲がいちばん広いのが、この種類です。

メニューが日本語だけでも、お客様のほうはスマホのカメラをかざして読んでいます。私が見てきた範囲では、縦書きのメニューでも手書きの札でも、たいていはカメラ翻訳で文字が正しく読み取られていました。

それでも英語のメニューを用意したほうが注文が早く決まるのは、カメラ翻訳で字が読めることと、お客様が料理を選べることが別だからです。

契約を考える前に、いま持っているスマホのアプリでどこまで読めるかを確かめるほうが先です。

アプリの使い分けについては、別の記事に書きました。

あわせて読みたい翻訳アプリの接客での使い方|通じる場面と通じない場面注文と料理の質問はアプリ、食べられないものの確認と会計は別の手段。翻訳アプリを接客のどの場面で使い、どこで使わないかを切り分けます。

3. SNS|投稿で店の様子を出す

SNSは、Instagram・TikTok・Facebookなどに投稿して、店の中や料理の写真を外国のお客様に見せるものです。

投稿を予約したり、複数のアカウントをまとめて管理したりする月額ツールも、ここに入ります。

アカウントを作って投稿するところまでは無料です。

かかるのは、続ける人の時間です。

投稿を続ける人が決まっていないと、契約しても使われないままになります。

媒体の選び方と、続ける作業の絞り方が気になる場合は、あわせて読んでみてください。

あわせて読みたいインバウンド集客はどのSNSを使うべきか|飲食店向けの媒体比較どのSNSを使うべきかは、媒体を並べるだけでは決まりません。Instagram・TikTok・YouTube・Facebook・Xを、届く相手と出す素材と作業量で比べて、飲食店が1つに絞るところまでを書いています。

お金がかかる3つ|予約サイト(OTA)・広告・分析/AI

OTAサイト・広告・生成AIの3つを並べた図。Viator・Klook・KKday・GetYourGuide、Google広告とMeta、ChatGPTやGeminiのロゴ

費用が出ていくのは、予約サイト(OTA)・広告・分析/AIの3つです。このうちOTAは成果報酬、広告と分析/AIは月額なので、比べる物差しが違います。

無料の3つを記入し終えても足りない部分が出てきたときに、ここから1つだけ足します。

4. 予約サイト(OTA)|掲載して予約を受ける

OTAとは、旅行や体験の予約を受け付ける他社のサイトのことです。

Viator・GetYourGuide・Klook・じゃらんなどがこれにあたります。

自分の店の枠をそこに載せて、外国のお客様から予約を受け取ります。

掲載自体は無料でも、予約が入るたびに手数料がかかります。売上から必ず引かれるので、無料で始まる3つとは別に置いています。

月額ではなく成果報酬なので、比べる物差しが他のツールと違います。

手数料と、入金までの日数は、こちらの記事で並べています。

あわせて読みたいインバウンドの体験予約サイト比較|掲載は1社目をどう選ぶか体験予約サイトはどこから載せるか。手数料・審査・運用負荷の3点で比べ、1社目の決め方と申請前に用意する材料をまとめました。

5. 広告|お金を払って店を見つけてもらう

扇のように広げた紙幣を両手で持って、顔の前にかざしている人

広告は、Googleマップの検索結果や、Google検索、InstagramやFacebookの画面に、お金を払って自分の店を出すものです。

Googleマップ広告(ローカル検索広告)、検索広告、Meta広告(Instagram・Facebook)がこれにあたります。

無料で始まる3つと違って、出した瞬間から費用が出ます。クリックされた回数や表示された回数で課金されるので、上限を決めずに出すと止まりません。

順番としては最後です。

広告を押した先は自分の店舗ページなので、そこが空のままだと、払った分だけ損をします。先に無料の3つを埋めてから出してください。

枠の種類と、少額から試すときの上限の決め方は、次の記事で詳しく説明しています。

あわせて読みたいインバウンド集客の広告は効果があるのか|出す前に埋める欄インバウンド集客で広告を出すか迷っている店主向けに、googleマップ広告の費用と出し方、広告の前に埋める3つの欄、出したあとの判断の仕方をまとめました。

6. 分析・AIツール|届き方を見る、文章を作る

分析・AIツールは、どの検索や投稿から人が来たかを数えるものと、投稿文や返信文を作るものです。

前者はGoogleアナリティクスやSNSのインサイト、後者はChatGPTのような生成AIや、口コミの自動返信ツールがこれにあたります。

数えるほうは無料で使えます。Googleアナリティクスも、SNSのインサイトも、料金はかかりません。

生成AIにも無料で使える範囲があります。

お金がかかるのは、有料プランに切り替えたときと、口コミの自動返信のような業務用のツールを契約したときです。

分析とAIのツールは、外国のお客様が見る画面を変えません。後回しにして困る種類ではありません。

無料で始まる3つを埋めて、そこで手が足りなくなってから考えれば足ります。

業種別に、どの種類から導入するか|飲食・小売・体験

業種によって、先に埋めるものが変わります。

下の表の順番は、お客様が店に着くまでにどの画面を見るかで決めました。

業種1つ目2つ目3つ目
飲食メニューの英語化Googleマップの属性と写真口コミの依頼と返信
小売Googleマップの属性と写真支払い方法の表示英語の説明文
体験・ツアー予約サイトへの掲載Googleマップの予約リンク直前の予約を受ける設定

お金がかかる場面は主に3つ|返信の代行・掲載手数料・広告費

実際にお金を払うことになる場面は3つです。

口コミ返信を人に任せるとき、予約サイトに掲載して手数料を払うとき、広告を出すときです。

口コミへの返信そのものは無料でできます。お金がかかるのは、届く件数が増えて自分では返しきれなくなり、代行や自動返信の仕組みを使うときだけです。

場面かかるもの払う分かれ目
口コミ返信の代行・自動返信人手、または自動返信の仕組み1日に届く件数が、自分で返信しきれない数になったとき
予約サイトへの掲載予約ごとの手数料自社サイトで英語のまま予約が完結しないとき
広告広告費無料でできることを終えたあと

返信の代行|1日に届く件数で切り替える

口コミへの返信は無料でできますが、たまった口コミに1件ずつ返していくのは人の手の仕事です。

大野みひろ

着手した最初の日、未返信の口コミが数百件たまっていました。月に2回まとめて、1回で10件ほど返しましたが、全部には返信していません。星1・星2のものは、文案を店の方に考えていただき、個別にお返ししています。

届いた口コミの全件に返信することが正解ではありません。では何を見て自動返信ツールに切り替えるのかというと、たまった口コミの件数ではなかったりします。

数百件たまっていても、月に2回まとめて返す形で回せています。

判断の目安にするのは、たまった口コミの総数ではなく、1日に届く口コミの件数です。自分の店に口コミが1日何件届いているかを数えて、その件数に毎日自分で返信し続けられるかどうかで決めてください。

掲載手数料|OTAは予約が入るたびに引かれる

積み上げたコインの山と、その手前に置かれた赤いパーセント記号

掲載に初期費用はかからず、予約が入ったときに手数料が引かれます。

判断するのは掲載の費用ではなく、自社サイトで英語のまま予約が完結しているかどうかです。完結していないなら、手数料を払って掲載するほうが早いと思います。

広告費|1日の上限を決めて少額から出す

Googleマップのローカル検索広告は、Google検索広告より設定が簡単です。

ただし配信を最適化する仕組みは検索広告より劣るというのが私の見立てです。

広告を1日1500円から出してみて、それを見て来た飛び込みのお客様の数を数えるところから始めるほうがよいと思います。

少額で試すというのは、1日に使う上限の金額を決めることと、いま出ている広告の中身を管理画面で確かめることの2つです。

大野みひろ

私が運用している店では、1日の上限を1500円に設定しました。配信の途中で、日本人向けの広告や検索の広告が勝手に作られていたことがあり、それは止めさせました。

1日に使う広告費の上限を決めただけでは終わりません。上限を設定したあと、いま出ている広告が外国のお客様向けのものだけになっているかを、管理画面で一度確かめてください。

6つの種類についての補足

6つのうち、判断が分かれやすいのは、専用の翻訳機・多言語メニューの作成サービス・分析ツールの3つです。

専用の翻訳機と指差しシートは買わなくていい

2つ目の「翻訳・多言語対応」で、無料のアプリで足りる範囲がいちばん広いと書きました。その裏返しで、勧められることは多いのに買わなくてよいものが2つあります。

据え置きの専用翻訳機と、指差し会話シートの作り込みです。

この2つを候補から外すと、比べる対象がかなり減ります。

専用の翻訳機を、店で見たことがない

翻訳のために端末を買い足す必要はありません。

大野みひろ

ツアーで入った店でも、ご相談をお受けした店でも、据え置きの専用翻訳機が置いてあるのを私は一度も見ていません。店員の方がスマホの翻訳アプリを出して対応しているほうを見ています。

同じアプリのまま音声・カメラ・文字を切り替えられるので、翻訳機を買い足さずに済みます。店内が騒がしくてアプリが音声を聞き取れないときも、文字入力に変えれば会話を続けられます。

指差し会話シートより、英語メニューのほうが早い

自治体が飲食店向けに配っている指差し会話シートというものがあります。

指差し会話シートを1枚印刷して店に置くだけで使えるので、自分の店用に作り込む必要はありません。また、iPadでの注文が増え、注文画面を英語表示に切り替えられる店も増えているので、紙の指差し会話シートがなくても注文を受けられる場面が多いです。

配布元は東京都「EAT東京 指差し会話シート」や沖縄県の指さしメニューなどがあります。

配布元とシートに足す項目の決め方を扱った記事があるので、そちらを見てください。

あわせて読みたい指差し会話シートの無料配布元|飲食店が足す料理名の決め方無料で配れているシートをそのまま使うと、自店の料理名が入っていません。何を足し、何を載せないかを、実際に聞き返された語から決めます。

多言語対応ツールより、飲食店はメニューの英語化が先

同じ「翻訳・多言語対応」の話ですが、こちらは飲食店にかぎった話です。

多言語対応ツールを契約する前に、メニューを英語にするほうが先です。

メニューが日本語しかないと、外国のお客様は自分で注文を選べず、注文を受け終えるまでに時間がかかります。

英語にする品は、お客様に実際に聞き返された料理から選びます。

選ぶのは、見ただけでは何が入っているか分からない品です。

白いもの、練り物、生の魚がこれに当たります。

逆に、見た目で伝わるものは説明しなくても通じていました。

英語にする品の選び方と説明文の見本は、次の記事で詳しく説明しています。

あわせて読みたい飲食店の英語メニューの書き方|見本3枚と1品に載せる4項目英語の料理名だけを並べたメニューだと、結局その場で「これは何ですか」と聞かれます。1品に書く4項目と、和食・居酒屋・カフェの見本を置きました。

メニューの次に勧めるのは、口コミの依頼と返信

ご相談をお受けした飲食店に、メニューの次にお伝えしたのは2つです。

来店されたお客様にGoogleマップの口コミ投稿をお願いすることと、届いた口コミに返信することでした。

この2つは無料でできるので、多言語対応の月額より先に手を付けられます。

多言語メニュー作成サービスを契約する前に確かめること

多言語メニュー作成サービスを契約する前に、次の3つを確かめましょう。

  • 英語にする品が何品あるか(品数のぶんだけ作業が要ります)
  • 作ってもらった英語メニューを、あとから自分で直せるか
  • 品を入れ替えるたびに追加料金がかかるか

インバウンド集客サイトは1社目を客層で選ぶ

4つ目の「予約サイト(OTA)」について、どこに載せるかを決める話です。

ViatorやKlookなどのインバウンドの集客サイトは、1社目をお客様の出身地で選びます。

すでに来ている外国のお客様の国が分かっているなら、その国からの利用者が多いサイトを1社目にします。

弊社が実際に契約して見てきた範囲で、サイトごとに利用者が多い地域を並べます。

弊社が契約している内容での話なので、店の場所や契約するプランが違えば、利用者の多い地域も変わります。

サイト利用者の中心
Viatorアメリカ
GetYourGuideヨーロッパ
Klook東南アジア

「インバウンド集客アプリ」という名前で紹介されているものは、たいてい上の予約サイトのスマホアプリ版です。

ViatorのアプリをViatorとは別のサービスだと思って申し込むと、同じ会社に二重で申し込むことになります。

申し込む前に、そのアプリを運営している会社の名前を確かめてください。

1社目が決まったら、あとは掲載申請の作業です。手数料、入金までの日数、審査で見られること、差し戻されたときの直し方は、体験予約サイトの掲載比較に書きました。

ツールや広告に月額を払う前に確かめるのは続くかどうか

ツールや広告に月額を払う前に確かめるのは、対応言語の数でも料金でもなく、その作業を誰が続けるかです。

続ける人が決まっていないツールは、契約しても使われないままになります。

業種・言語数・料金の3つが決まっても、誰が続けるかが決まっていないと、どのツールを契約するかは選べません。

見る項目決まらないと起きること
業種に合うか使わない機能に払うことになる
対応言語の数来ていない国の言語に払うことになる
月額と初期費用元が取れるかどうかを読めない
誰が続けるか業種・言語数・料金を比べても、契約後に使われない

誰が続けるかが決まらないうちは、料金表を見比べても、そのツールを契約してよいかは決められません。

大野みひろ

設定を入れて店の方に引き継いだあと、続いていたのは3つでした。Googleの口コミ投稿のお願い、写真の更新、口コミへの返信です。

口コミ投稿のお願い・写真の更新・口コミへの返信は、どれも無料でできる作業です。月額を払う前に、この3つが自分の店で一か月続くかを試してみるとよいと思います。

ツールを入れたあと何を数えるか

ここまでのどのツールを入れた場合でも、数えるのは予約なしで来店するお客様の件数と、届いた口コミの言語の2つです。

地図(MEO)を整えても、SNSを始めても、広告を出しても、この2つの数え方は変わりません。

売上が増えたか減ったかだけで判断すると、ツールを入れた効果と、季節や広告の影響が混ざります。

あとから分けることはできません。

大野みひろ

弊社がツールを入れた店では、飛び込みのお客様が増えています。店舗情報の整備と広告を同じ時期に動かしているので、増えた分は両方の結果として見ています。

飛び込みのお客様は、休日と平日に分けて、1日あたりの件数を数えます。月の合計で見ると、本当に増えたのか、その月にたまたま休日が多かっただけなのかが分かりません。

数え方はインバウンド集客の広告は効果があるのかにまとめています。

口コミは、何語で書かれたかを数えます。Googleビジネスプロフィールの管理画面では翻訳された日本語で出るので、原文の表示に切り替えて数えます。

弊社が担当している店では、英語と韓国語が多く、スペイン語も届いています。

返信を何語で書くかは、この数え方で決まります。

言語ごとの返し方は、こちらの記事にまとめています。

あわせて読みたいインバウンドの英語口コミ返信|低評価まで含めた手順と例文英語の口コミが溜まって返信できていない店向けに、返す順番の決め方、返信の型と例文、低評価への向き合い方を手順で整理しました。

よくある質問

Q無料で始めるなら、何から手をつければいいですか
A

Googleビジネスプロフィールの属性・説明文・予約リンクの3つです。この順で埋めます。

Q専用の翻訳機は買ったほうがいいですか
A

要りません。いま使っているスマホの翻訳アプリで、音声・カメラ・文字入力を切り替えれば足ります。

Q外国人を集客できるサイトを探しています。どこを見て選べばいいですか
A

すでに来ている外国のお客様の国で選びます。掲載自体は無料でも、予約が入るたびに手数料がかかります。

Q外国語の口コミは、何語で返せばいいですか
A

投稿された言語に合わせて返しています。届くのは英語と韓国語が多く、スペイン語も来ます。書いてくださったことへのお礼と、来店へのお礼の2つは毎回入れています。

Q口コミの自動返信ツールは、何件くらいから考えればいいですか
A

たまっている総数ではなく、1日に届く件数で考えます。自分で返しきれない数になったら切り替えます。

Q韓国からのお客様を増やしたいのですが、SNSを先に始めるべきですか
A

先に地図アプリの店舗情報を埋めるほうが早いです。SNSは投稿を続ける人が要るので、誰が続けるかが決まってから始めても遅くありません。

Q広告は出したほうがいいですか
A

無料でできることを先に終えてからで構いません。出すなら1日の上限を決めて、少額から始めます。 ## 先に埋めるのは属性・説明文・予約リンクの3つ インバウンド集客ツールで先にやるのは、Googleビジネスプロフィールの属性・説明文・予約リンクを埋めることです。ここまでは無料で、月額の契約は要りません。 明日から、次の3つを順に進めましょう。 1. Googleビジネスプロフィールを開いて、属性の空欄を埋める 2. 店の特徴をAIに渡して英語の説明文を作り、保存する 3. 予約先を1つ決めて、予約リンクを設定する 買うかどうかで迷ったときは、ツールを使った作業を毎月続ける人が店の中で決まっているかどうかだけで判断しましょう。決まっていなければ、まだ払う時期ではありません。 インバウンド集客でお困りの方はぜひTABICOにご相談ください。

参考資料

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